貧血 ～Part 2～

今日の貧血話も、これまた朝の通勤電車内。

20分立ってるだけでも　しんどいのに、
隣に立っていた女性が、爪にマニキュアを塗りだした。

く…くさい。
シンナーの臭いが漂ってくる。
息苦しい…（=д=；

しばし我慢していると、塗り終えたのかしまってくれた。

ホッ。

ところが、
なぜか急に気分が悪くなり、視界が暗く狭くなってきた。
やばい、貧血だよ、もしや酸欠か（＠＠）？！

ふと気付くと、さっきの女性がマニキュアの二度塗りを始めていた。
どうやらその臭いがキッカケだったようだ。
途中下車をしようにも　足を踏み出せない程になっていたので
我慢できずに　その足場にペタンと座り込んでしまった…。

座った途端、徐々に意識がハッキリしてきて　ホッ。
ハンカチで脂汗を拭く余裕すら出てきたｗ
大の大人が、満員電車内で足場に座り込むなんて(-＿-;
すごく恥ずかしかったよ！！
でも　そうでもしなければ、倒れていたかもと本気で思った。

終点で電車を降りて、スタスタ歩いていると　誰かが駆け寄ってきた。
さっきの女性だ。

「ごめんなさい！私がマニキュア塗ってたからですよね…」

その通りだよ、まったくもーー（＞＜）　と内心思ったけど、
「いえ、大丈夫ですから」　と答えておいた。

明日からは、座れる電車で行こう。
そう決意したのだった。